【治療を行っている主な脳疾患】


 

1.三叉神経痛

2.顔面痙攣

3.舌咽神経痛

4.脳腫瘍  

     1). 髄膜腫

     2). 聴神経腫瘍

     3). 下垂体腫瘍

     4). 転移性脳腫瘍(多発性は除く)

     5). その他  類表皮腫(嚢胞)

            類皮腫(嚢胞)

            脳室内腫瘍

            神経鞘腫

            グロームス腫瘍

     6). 頭蓋底腫瘍

 

5. 脳動脈瘤

6.もやもや病

7. 動脈狭窄症(内頚動脈、中大脳動脈、前大脳動脈)

8. 海綿状血管腫


脳動脈瘤から脳腫瘍まで、個人経験数では約1000症例の手術をこなしてきました。当院の最大の特徴は、一言で言うなら、手術件数の多いことと、その成績の優秀さであると自負しております。そこで、まず手術について取り上げます。手術症例数が多いということは、①執刀医の腕が熟練している ②最新の医療機器がそろっている ③後遺症が少ないので、早く退院できる。費用も少ない。


三叉神経痛

食事や歯磨き等の顔や口の中の刺激で突然に眼の下、頬、あごに突然激痛が走る、という症状に悩まされている方は可能性のある疾患です。顔面の痛みは三叉神経痛(さんさしんけいつう)という脳神経に関係する病気です。すぐに治療をしなければ、命に関わる病気ではありませんが、自然治癒はせずに、次第に症状が悪化します。

顔面痙攣

勝手に自分の意志に関係なく顔変分がひきつれてしまう、という症状に悩まされている方は可能性のある疾患です。顔がひきつれるのは顔面痙攣(がんめんけいれん)という脳神経に関係する病気です。すぐに治療をしなければ、命に関わる病気ではありませんが、自然治癒はせずに、次第に症状が悪化します。

舌咽神経痛

飲み込んだ時に、のどの奥・舌の付け根あたりに激痛が走る、という症状に悩まされている方は可能性のある疾患です。

舌咽神経痛(ぜついんしんけいつう)という脳神経に関係する病気です。すぐに治療をしなければ、命に関わる病気ではありませんが、自然治癒はせずに、次第に症状が悪化します。



脳腫瘍   

(髄膜腫)

脳を取り囲んでいる膜から発生する腫瘍で、脳を圧迫するように大きく変化する事があります。原発性脳腫瘍の代表的な腫瘍で、女性に多く、ほとんどは良性です。また、多発することもあります。最近は脳ドックの普及により、症状がなくても、偶然に発見されることも多くなりました.

脳腫瘍   (聴神経腫瘍)

1本の聴神経の中には聴覚を司る神経(蝸牛神経;かぎゅうしんけい))と平衡感覚を司る神経(前庭神経;ぜんていしんけい)の線維が走行しています。これら神経の鞘(さや)から発生する腫瘍を聴神経腫瘍と総称される良性腫瘍です。聴神経腫瘍99%は前庭神経から発生します

脳腫瘍   (下垂体腫瘍)

下垂体は、脳の中央より垂れ下がる様に認められる1㎝程度の大きさしかありませんが、、体内のホルモンを管理する大切な器官です。下垂体からでる代表的なホルモンには、プロラクチン、成長ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン等があります。ホルモンは生体の恒常性を維持していく上で大切な働きをしています。その下垂体の細胞が腫瘍化したものが下垂体腫瘍です。ほとんどが良性です。



脳腫瘍   

(転移性腫瘍)

体に発生した癌が、脳に転移したものです。脳の中(脳実質)、脳を包む膜、脳脊髄液に転移したもの(癌性髄膜炎)があります。このような病気は癌患者の平均寿命の伸びとともに増加し、脳腫瘍全体の16%あるいはそれ以上を占めるとも言われています。

脳腫瘍   (頭蓋底腫瘍)

腫瘍が頭蓋底部に発生した場合を言います。「頭蓋底部」とは頭蓋骨の床(骨内側、骨外側)の総称です。この部位は、脳と血管や脳神経のような構造物が複雑に走行、位置してあるため、他の部位よりも手術する際には、手術機器、経験、知識を要する場所です。

脳腫瘍   (その他)

類上皮種

類皮種

グロームス腫瘍 等

 



脳動脈瘤

脳を走行する動脈の壁に含まれる弾力性のある線維が弱くなり、一部分が膨らんで認められるものを「脳動脈瘤」と呼んでいます。種類は、袋型と紡錘型があります。高血圧や喫煙、遺伝などが関連していると考えられていますが、動脈瘤の発生理由は明らかにされていません。成人の2〜5%(100人に対して2〜5人)にこのような瘤が発見されると報告されています。

もやもや病

日本で最初に発見された疾患です。この疾患は、脳を栄養する血管の太い部分(血管の幹)から血管の狭窄・閉塞が生じる事が特徴です。そのため、不足する血液を供給するために、発達した細い血管の側副路がもやもやしたように画像検査で認められるため、「もやもや病」と命名されています。

動脈狭窄・閉塞

脳に血液を供給する頚を走行している血管(内頚動脈)、脳の中を走行するの血管(中大脳動脈前大脳動脈)の動脈硬化による血管内側の肥厚による狭窄・閉塞する疾患です。

これが原因で脳への血流量の低下や、狭窄部に付着した血のかたまり(血栓)の遊離によって脳梗塞を引き起こす原因となる疾患です。狭窄の程度により脳梗塞を予防するために治療が必要となります。