脳神経外科医(脳外科医)根本暁央

                                                                      Akio Nemoto MD, PhD.


脳神経外科医(脳外科医)とは?

人間の脳は、約1.2kg前後の重さがあり精神や体のすべてを管理している大切な臓器です。脳の中には、神経細胞が密集しています。頭部・顔面には脳神経が、首より下には脊髄神経は、脳からの命令を送ったり脳へ情報を送られ機能している臓器です。手術によって疾患部の治癒を目指す臨床医のことです。

脳神経外科医(脳外科医)のタイプ?

脳神経外科医(脳外科医)には、私のようにメスを握り外科手術に特化した脳外科医と脳の血管病変に対してカテーテルという細い管を血管の中に入れて、目的とする疾患に走行している脳血管の中より治療をする事に特化した脳血管内治療医の2つの専門家がいます。また、標準化した双方の治療を行う脳外科医もいます。さらに、放射線治療のみを専門とする脳外科医もいます。私は、Cybernife(サイバーナイフ)という定位放射線治療専用機器を開発したアメリカ合衆国カリファルニア州北部のサンフランシスコ・ベイエリア南部に位置しているシリコンバレーにあるACCURAY本社に行き、器機の開発現場と工場、放射線照射計画の研修を受けております。数十例の放射線治療を行いましたが、手術とその技術を特化させていくにあたり両立は難しく、現在は全く行なっていません。治療の選択に、追加治療としての放射線治療の選択肢も含め説明をしています。

 

 


プロフィール

脳外科医 根本暁央

臨床力を大切に

代々医師家系であった事より、患者さんと接して診察・治療の現場を最優先する臨床医です。臨床とは、患者さんに接して診療や治療を行う事を言います。臨床力とは、その際に役立つ知識や経験がある事に加え、絶えず発見し力をつけていこうとする強い意思の事だと考えます。大切な臓器である脳の治療を安全に行うために、臨床の場で日々頑張っていた事が手術の達人と呼ばれる先生方との出会いのきっかけになりました。運良く福島先生と出会い、直接指導をして頂ける機会に繋がりました。脳腫瘍や脳動脈瘤、三叉神経痛・顔面痙攣・舌咽神経痛、頭蓋底腫瘍の治療(手術)を行っています。手術の理屈や理論、技術だけではなく、注意深い観察と洞察する事を学び、臨床力を身につけてきました。福島先生が世界で初めて標準化した「 鍵穴手術 」免許皆伝を福島先生から受けた最初の脳外科医です

 

経歴


臨床や学術研究的な活動について

自分の興味ある事を貪欲に行なってきました。臨床での活動が主になります。

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脳外科医としての自分史を紹介

脳外科医になって30年間の出来事

脳外科医としてどの様な事を考えながら、誰に手術を教わり影響を受けたのか?、などを自己紹介の意味も含めて書き記しました。振り返るといろいろな出来事の中に手術の達人と言われる先輩先生方との出会いがあり、多くを学ぶ事ができました。

また、治療をした多くの患者さんから頂いたお言葉は、脳外科医としてのidentityの土台になっているといっても過言ではありません。

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福島孝徳先生との連携

脳神経外科医福島孝徳の弟子;根本暁央との手術室執刀写真

福島孝徳先生の高弟として、福島先生の手術時のアシスタント、他の医師への手術アドバイザー、福島先生不在時の手術(超難易度の高い手術は除く)を福島先生より委任され、手術を施行しています。手術に不安や心配のある患者さんは、遠慮なくご相談下さい。