はじめに

脳外科疾患と治療(手術)を解説するホームページ

脳外科で診療をしたり、治療(手術)を要する疾患について詳しく説明をします。脳外科の外来にて、手術が必要と説明を受けても、その疾患について詳細な説明や治療(手術方法)がわからずに戸惑ってしまい、不安や心配にならない様に、多くの治療(手術経験)を持つ脳外科医としての立場から各疾患について解説をします。


医療の基本理念

医療は、生命の尊重と個人の尊厳を保持する事を旨とし、医師と患者さんとの間での信頼関係に基づき治療も含め、良質かつ適切なものであるべきとされています。


医師としての心構え

2020年の統計では、国内には約10万人の医師がいると報告されています。その中で脳外科は、1135人と報告されおり整形外科医に8101人と比べると外科系の中では診療科では少ないです。心身の負担による医療の質が下がらない様な日常の管理や努力を行い、生命や人生に責任を持つという信念と心構えが大切です。

『全ては、患者さんのために』

米国で学ぶ機会を与えて頂いた福島孝徳 先生(DUKE大学脳神経外科教授)が、若い頃に口にされていた言葉です。国内でも高度な手術をされる先生方との出会いに恵まれました。脳外科では、名門で知られているDUKE大学でも高度な手術や知識を学びました。帰国後も約20年の長期にわたり一緒に手術をさせて頂きました。福島孝徳先生より免許皆伝を受け、2020年からは自立し自分の患者さんの治療に取り組んでいます。一般的な治療(手術)から高い技術を要する治療(手術)まで、患者さんが人生を問題なく過ごせる様サポートしています。

脳疾患で困り悩んでいる患者さんの話を聞きよく説明をして、疾患について良くご理解して頂き治療(手術)をしています。患者さんが、今まで通りの人生(生活)に戻れる事を私は脳外科医として治療の目標としています。

 

                          ー 脳神経外科医 根本暁央 -


外来診療と手術施設のご案内

○ 森山脳神経センター病院

  治療の依頼や相談は、森山脳神経センター病院(東京都江戸川区西葛西)外来にて受けています。

  手術後の通院も同院で行なっております。

○ 森山記念病院

   手術と入院は、森山記念病院(東京都江戸川区北葛西)にて行っています。

 

双方の施設は、社会医療法人社団 森山医会の施設であり、西葛西駅(東京メトロ東西線)を挟むように位置しています。

● 病院名変更のお知らせ

2019年4月より『東京脳神経センター病院』から『森山脳神経センター病院』に病院名が変更されております。

2019年4月以前に出版された書籍や印刷物には、『東京脳神経センター病院』と記されている場合がありますが、同一施設です。


🔴 HP内容は随時追加、更新します。               


ー 患者さんへの掲示板 ー

● 患者さんより似顔絵のイラストを頂きました。

脳外科医 根本暁央 イラスト
   脳外科医 根本暁央 

 

 頭蓋底部の腫瘍の再発により、私が治療(手術)をした患者さんです。にこやかに治療の説明を聞かれていましたが、しっかりと疾患に向き合い治療を受けられました。温かい御家族の支えがありながらも、きちんと自分で病気に対峙されているのが印象的でした。病気になった事や脳外科での手術を受ける不安や心配があった思いますが、その姿勢を今でもリスペクトしています。治療後は、社会的に自立されプロのイラストレーターとしての安定した仕事をされているそうです。このイラストは周囲からはとても好評で、私自身も気に入っています。使用許可を頂きましたので、今後使わせて頂きます。どうもありがとうございました。 根本


●「三叉神経痛 の治療と相談」が毎日新聞に掲載されました。

三叉神経痛について毎日新聞に掲載された記事

2022年3月23日の毎日新聞に、三叉神経痛の事やその治療、経過の見方など簡潔に書き記しました


● 舌咽神経痛 の診療

飲み込む時に喉や顎の激痛が、繰り返される時には、舌咽神経痛が疑われます。歯科や口腔外科、耳鼻科で問題なしと診断された中に、脳外科での治療が必要となる舌咽神経痛があります。疑われる様な症状の自覚がある場合は、外来を受診して下さい。


○ 書籍のご案内

『神の手を持つ男(ラストホープ)』と称賛され、脳神経外科医として50年の医師生活を迎えた福島孝徳先生の『闘いつづける力』が、2018年1月31日に徳間書店より発売されました。現在でも世界20カ国以上を飛び回り、手術をされています。世界的権威と言われる様になってからも高難易度の手術を年間600人以上行う超人的なスケジュールで行なっておられます。「絶対にあきらめない」「成し遂げる」という強い不屈の心をもって闘いつづける力について語られておりまます。また、世界で知られるようになった福島孝徳先生の代名詞と言われる「鍵穴手術」の開発の過程や内容も書かれています。

福島孝徳 著「戦いつづけるける力」(徳間書店)

○ 福島先生に紹介されました。

 

 

「福島孝徳先生の技術と意思を継ぐ脳外科医たちとして、筆頭に紹介して頂きました。なんと写真も入れて頂いており掲載されています。脳外科医として世界的権威のある福島先生から励ましのコメントも頂いており、とても嬉しく思います。


● 問い合わせのある正しい病名(舌咽神経痛、脳室内腫瘍、類上皮腫)

比較的多い問い合わせ頂く際の疾患をご自身でも間違わないように、正しい病名をお伝えします。

飲み込む時に喉の奥や顎付近の劇痛は走る病名は、『舌咽神経痛』です。舌下神経痛や顔面痛ではありません。脳室内に発生する腫瘍は、『脳室内腫瘍』です。脳内腫瘍でも間違いではありませんが、正しい病名は『脳室内腫瘍』です。『類上皮腫』は、『類表皮腫・類表皮嚢胞』とも言われます。病名の最後についている腫は、腫瘍の腫です。種(たね)ではありません(治療後の保険会社への書類申請時に間違いを指摘される患者さんが、比較的多くおられました)。


ホームページ内の一覧

脳外科医 根本暁央 治療疾患
脳外科医 根本暁央 プロフィール
脳外科 鍵穴手術

脳外科 手術器機
脳外科 患者さんからの手紙

お調べしたい疾患がありましたら、↑の赤い四角のボタン「治療(手術)している疾患」をタップされて、本ホームページ内へ移動して見て下さい。