信頼して手術を求めてこられた患者さんに答えてあげられる事は、「やさしさ」に満たされた手術をする事だと思っています。単なる機械的操作ではなく、丁寧で愛護的であり、術中の出血も少なく正確に遂行される手術です。患者さんにだけではなく、手術室のスタッフが実力を最大限に発揮できるように手術室の雰囲気を大切にして、気を配る事ができる手術でもあります。患者さんの不安や苦しみに心をともにしながらも、表には出さない冷静な態度と判断をする手術でなければなりません。このような手術を行うためには、多くの学んだ事や知識を実践するという難しさを克服しながら乗り越えて行かなければなりません。自分の持つ最良の技術を発揮するために日々努力を続けて行くつもりです。